変わった年齢感覚〜30歳にもなって
昨日はローリング・ストーンズの81年のライブ映画が公開された当時に、40才のロック・バンドが特別な目で見られていたことについて記しました。
似たようなことになりますが、音楽とお笑いでステージが全く違えば国も違う訳ですが、明石家さんまさんは私が子どもの頃から今に至るまで第一線で活躍しています。
30歳の明石家さんま
私たちの世代は、小学生の頃にドリフターズの全員集合で育ち、中学に上がる頃に「ひょうきん族」が始まったというタイミングだったと思います。
そのひょうきん族のタケちゃんマンのコーナーで、さんまはブラック・デビルに始まり色んな悪役怪人?に扮しましたが、その中に「妖怪人間知っとるケ」がいました。登場の際にテーマ曲が流れるのですが、その歌詞の締めが、「今年で30(才)知っとるケのケ」というフレーズで、世間も当時高校生だった私も、「30才にもなって、こんなバカなことをやっている」という意味でも笑っていたと思います。
明石家さんまのMC番組の「さんまのまんま」でも、桑田佳祐がゲスト出演した時に即興でテーマソングを作り、その歌でも締めで「フワフワしたような、サーティーワン」と歌われていて、30才や31才は本来フワつかずしっかりしないといけない年齢だったようです。
30歳はしっかりしているか
今は、30才までに結婚する人が少なくなりましたし、ある意味30才までは大人にならなくても許されるような風潮だと思います。
もちろん我が身を振り返れば、20代の頃は本当に子どもでしたし、30才で結婚したのですが、今思えばまだまだ幼い未熟な感覚でした。
ですから当時も30才の子供でも周囲も大目に見てくれてフォローしてくれていたのですが、建前的には18才あるいは22才で仕事に就けば一人前扱いでしっかりしろと、今よりは厳しく言われていたような気がします。
老害と言われそうな今の若いものは論調になってしまいそうですが、若い層が悪いというよりは、ハラスメントと反撃されるのを恐れるあまりにしっかり指導が出来なかったり毅然とできない上の年齢層にも原因があるような気がします。
- 2021.07.22 Thursday
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- by ふー